季節に合わせたコーディネートのポイント

シーズンに合わせて選ぶなら、どんなファッションがいいんだろう

日本の季節は気温が変化する

気温が高くなる季節は、同時に強い日差しが気になる季節でもあります。 露出を増やし、体温の上昇を抑えるような服装に気を付けながらも、日差しをケアしていきましょう。 盛夏の場合は、夜も熱帯夜など、一日を通じて気温がなかなか下がらない時期もありますが、日中と朝夕との気温差が広くなる季節もあります。

高い気温の時のコーデ

日本は春夏秋冬の四季折々の変化が楽しめます。
季節ごとの色とりどりの花や紅葉など、目を楽しませ、心を癒してくれる自然の風景が魅力的でもあります。
そんな魅力的な風景を作り出してくれているのが、季節ごとに変わる気温です。
日本の夏の気温と湿度は、熱帯に属するフィリピンと比肩するほどであるにも関わらず、冬となると、北欧のスウェ-デンに匹敵するほどだそうです。
北から南へ長く伸びる日本列島は、地域によっても気温差はさまざまですが、平均として東京の気温を追って見てみましょう。
春、3月の気温は昼間13度、朝晩5度ほどのものが、5月になると昼間が23℃、朝晩は15度前後に急上昇します。
盛夏の8月ともなると、昼間は33℃ほど、朝晩でも26℃程度です。
逆に、12月から2月ころまでの冬の季節は、暖かい日で日中10度を超える程度、天気の悪い日では10度まで届かない日が続くこともあり、朝晩は零下まで落ち込むこともあります。
1年の中で、このように気温差ができるので、身に着ける衣類に関しても、「衣替え」という言葉があるくらいです。
一日の多くを制服で過ごす学生のころは、6月に夏服へ、10月には冬服に替えることが校則としても決められていたりします。
平安時代の宮中行事で、年に2回、冬服から夏服へ、夏服から冬服へ替える行事が起源となっています。
このように、日本は季節によっても気温が異なり、また、朝晩と日中で気温差が生じますので、季節によって、身に着けるものを替えるという楽しみもあるのです。

低い気温の時のコーデ

温暖な気候といわれている日本でも、1年12か月のうち12~2月の3か月は、最高気温でも10℃に達しない、また、最低気温は零下という厳しい寒さに見舞われる季節もやってきます。 外気が冷たいうえに、風が強い日や、雨、さらには雪が降るような天気の時は、体感気温はさらに低く感じます。

過ごしやすい季節でも注意

苛烈な暑さの夏と冷気が外出を鈍らせるような冬の間には、春と秋という、気温も穏やかで、過ごしやすい季節がやってきます。 日中の気温は15~20℃と、温かく、さまざまな花や紅葉といった、自然の変化も楽しめ、外に出るのが楽しくなる季節といえるでしょう。